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TAIWAN on the MOON | 台湾アーティスト×UNO HOTEL 文化交流イベント

台湾アーティストとの文化交流イベント第二弾として、台湾のアーティストが作成した「TAIWAN on the MOON」の展示を行います。

TAIWAN on the MOONは単なる美術作品ではなく、文化的月面着陸プロジェクトだ。

「私たちは宇宙船を持っていないかもしれないが、消すことのできない記憶と創造性を持っている。」

言うなれば、精神的な歴史的月面着陸、現代的なグローバル政治と芸術の文脈においてより深く持続可能な問題についてインスピレーションを与える展示形態である。

TAIWAN on the MOONは、境界線、詩的、政治的にも制限された台湾の視点があり、未来を再定義するアクションアートでもある。

月模型、文学的物語を用いて、台湾の「存在/不在」や「国家アイデンティティ」の問題を詩的な象徴に昇華させる。それにより、鑑賞者は将来の宇宙植民地化のビジョンを見るだけでなく、月の裏側で台湾人のささやきを聞くことができる。

作品名:TAIWAN on the MOON
期 間:2025/4/16~10/30
点 灯:18:00~23:00
場 所:駅東創庫(屋外スペース)

遥か未来、人類は台湾を忘れてしまった。
戦争のせいでもない、距離のせいでもない。
ただ、世界がもっと騒がしく、速く、そして大きくなったんだ。

台湾は、確かに存在し続けていた。
けれど人々の目線の中で、少しずつ小さくなっていった。

誰も覚えていない――そこが、優しく、そして穏やかな場所だった。

ただ月だけ、台湾のことを覚えていた。

空を見上げるたびに、月は静かに、台湾の姿を抱きしめていた。

「台湾は、いつもそこにある。たとえ君の目に映らなくても――」

小さな子が母親にたずねた。
「あの島はなに?」
母は微笑んで、答えた。
「あれはね、とても大きな国よ。ただ……月にあるだけ。」

宇宙人が地球を侵略した夜、都市が崩れ、タワーが倒れ、空が赤くなった。
人々は慌てふためいて、絶望し、助けを求めた。

そのとき、多くの人が夜空を見上げて、ようやく気がついた――
月に刻まれた、台湾。

彼女はずっとそこにいたのだ。
ただ、誰もそれを見ようとしなかっただけ。

夜明けが近づき、戦火が静まり、異星の艦隊が攻撃をやめたとき、
太陽の光と星屑が交わるその一瞬、
ひとつの馴染み深く、静かな形が月明かりの中から現れた

※その他の文化交流イベント、作品の情報は こちら からもご確認いただけます。

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